整える場所ケッティーさんへ戻る ↗

KETTY / TREND FOLLOW / 01 / 10

01ブレイクラインを学ぶ

相場の状態が変わる可能性を捉える、最初の基準。

THE START OF A TREND

トレンドは、どこから始まるのか

トレンドフォローをするなら、まず最初に知っておきたいことがあります。

それは、「今、トレンドっぽい」ではなく、
「ここから相場の状態が変わる可能性がある」
と判断できる基準を持つことです。

その基準になるのが、ブレイクラインです。

トレンドが始まる価格の基準

K理論では、ブレイクラインを「トレンドが始まる価格の基準」として考えます。

ただの水平線ではありません。
相場の性質が切り替わる境界線です。

まずは、このラインを自分で引けるようになることから始めます。

STEP 1

まず1時間足を見る

使う時間足1時間足
確認する範囲直近3〜4日

今回のトレンドフォロー手法では、まず1時間足を使って相場の状態を確認します。

1時間足でブレイクラインを探すときは、直近3〜4日を確認します。

見る範囲を毎回変えてしまうと、人によって判断が変わってしまいます。

「今日はここまで見る」「今回はもっと前を見る」ではなく、決められた範囲の中で判断します。

見る順番

  1. 11時間足を開く
  2. 2直近3〜4日を見る
  3. 3高値・安値を確認する
  4. 4止められている価格を探す

STEP 2

高値・安値にブレイクラインを引く

次に、価格が止められている場所を探します。

レンジでは、何度も止められている高値・安値を探します。

何度も止められている価格は、それだけ多くの参加者が意識している可能性が高いと考えます。

上側で止められている価格
レジスタンス
下側で止められている価格
サポート

この高値・安値を基準に、ブレイクラインを引きます。

一方、すでにトレンドが出ている場面では、

直近の高値、下降なら直近の安値が1点しかなくても、ブレイクラインとして扱います。

大切なのは、「自分がここだと思う場所」ではなく、決められた期間とルールの中で判断することです。

STEP 3

ブレイクラインには強さがある

ブレイクラインは、すべて同じ強さではありません。
K理論では、ラインの強さを松・竹・梅の3段階で考えます。

松

4日の中に
3点以上

1時間足で、4日の中に3点以上当たっているライン。

最上級のブレイクラインです。

竹

3日の中に
2〜3点以下

1時間足で、3日の中に2〜3点以下当たっているライン。

普通の強さとして考えます。

梅

3〜4日の
高値・安値

1時間足で、3〜4日の中の高値・安値を1点でも超えた場合。

梅でもトレンドとして認識します。ただし、松・竹と比べると優位性は低いと考えます。

「ブレイクしたかどうか」だけではなく、
「どの強さのラインを抜けたのか」も確認します。

STEP 4

ヒゲではなく、実体で確認する

ブレイクラインを少し超えただけでは、ブレイクとは判断しません。
見るのは、ローソク足の実体です。

ヒゲだけ抜けた

ブレイクライン終値
見方を比べる模式図です。実際の相場データではありません。

ブレイクとは判断しません。

実体で抜けて、確定した

ブレイクライン終値
見方を比べる模式図です。実際の相場データではありません。

ブレイクとして判断します。

ヒゲだけがラインを越えても、「抜けた」とは数えません。

チャートを見ている途中では、「抜けた!」と思うことがあります。

しかし、ローソク足が確定すると、元の価格帯へ戻っていることもあります。

そのため、ローソク足が確定するまで待ちます。

STEP 5

ブレイクは、トレンド判定のスタート

ここは非常に重要です。

ブレイクラインを実体で抜けたからといって、必ずトレンドになるわけではありません。

抜けたあとに価格が戻ってしまう場合もあります。

このような動きは、K理論では「ダマシ」として扱います。

  1. ブレイクライン
  2. 実体でブレイク
  3. トレンド条件を確認
  4. トレンドなのか、ダマシなのかを仕分ける

ブレイクラインを抜けることは、トレンドの条件の1つ目。
ここから、残りの条件を確認していきます。

「ブレイクしたからすぐエントリー」
ではありません。

次に確認するトレンドの条件

次のページでは、ブレイク後の相場を確認します。

K理論では、トレンドを6つの条件で判断します。

上昇トレンドの場合:

  1. レジスタンスラインを上にブレイクして始まる
  2. MA・ミドルラインが右肩上がり
  3. ローソク足が+2σとミドルラインの間で、高値・安値を切り上げて進む
  4. ローソク足が雲より上
  5. ボリンジャーバンドがエクスパンションしている
  6. ローソク足がミドルラインを実体で下に割ったら終了

下降トレンドの場合はその逆です。

この6条件については、「02 トレンドとレンジを仕分ける」で詳しく学びます。

ブレイクはトレンド確定ではなく、判定のスタート。

ここまでできればOK

このページでできるようになってほしいことは4つです。

  • 1時間足で直近3〜4日を見る
  • 高値・安値を基準にブレイクラインを引く
  • 松・竹・梅を確認する
  • ローソク足の実体でブレイクしたか判断する

まだエントリーは考えなくて大丈夫です。
まずは、「どこから相場の状態が変わる可能性があるのか」を判断できるようになること。
それが、このトレンドフォロー手法の最初の一歩です。

CHECK

実際にブレイクラインを探してみよう

完成したチャートを見て、「自分ならどこにブレイクラインを引くか」を考えてみましょう。

手元の完成したチャートを1時間足で開き、確認しながらメモしてください。

答えを見る前に、まず自分でラインを考えてください。
正解を見ることより、「自分で判断してから答え合わせをする」ことを重視します。

このメモはこの画面内だけに残ります。チャートごとのラインは、学び場の正式教材でも確認してください。

考え方を確認する3問

まず自分で答えてから、本文の考え方と照らし合わせます。

質問 1ブレイクラインを探すとき、まず見る時間足と範囲は?
質問 2ブレイクとして判断するのは、どんなとき?
質問 3ブレイクを確認したあと、次に進むのは?

3問すべてを選ぶと確認できます。

学んだら、TradeTrainerで確かめる

1時間足・直近3〜4日を同じ条件で見ながら、ラインと実体ブレイクを確認してみましょう。

TradeTrainerを開く ↗